『…春華』
ブスーッとした顔で呟くように名前を呼ぶ
私は何か機嫌を損ねるようなことをしたのかと思って
次の言葉をじっと待っていた
『…なんでそんな格好してんの?』
?
?
??
…ああ!
「…文化祭だからですよ~」
満面の笑顔でそう言ったら
…何故かますます不機嫌な顔になる廉君
『はぁ、そういう意味じゃなくて…』
バッ
突然
短いスカートを隠していた新撰組の羽織を取られる
「あぁっ!」
ひ、貧相な太ももがさらけ出されちゃう!
私はとっさに両手でスカートを押さえた
『何でこんな男を誘うような格好をしてんのかって今聞いてる』
「誘っ!…えっ!?」



