キャッチ。



遠藤の言葉に呆れてたら…


「あ゙ーーー!!!」


いきなり遠藤が叫んだ。



「び、びっくりした…。」

「心臓止まるかと思った…。」


いきなりあんな大声出されたら誰でもびっくりするよな絶対。


「…どうしたんだよ?」


冬馬が遠藤に聞いた。


「……うぅ…財布、家に忘れたんだった…。」


遠藤がかなり落ち込んでる。けど、こっちにしてみればチャンスだ。


「それじゃ仕方ね〜な。ケーキはまた今度に…」
「やだ!!」

「………はぁ。」


ったく、こいつは。


「…分かったよ。おごってやるから落ち着け。」


「えっ!?本当に!?大ちゃんありがと〜。」

「ゴチになりま〜す。」

「お前の分もかよ!?」


言わなきゃ良かったかも…。