キャッチ。



「…どうだった?」


奏太くんが遺書を読み終えた大ちゃんに話しかけた。


「…分かったよあいつの気持ち。」


大ちゃんはどことなく吹っ切れたような顔をしてた。


「…そっか。どうするの?」


「…それは後で話す。今はちょっと遠藤と話がしたいから、奏太は小雪ちゃんのところへ行ってくれ。」


「分かった…けど、ユキ倒れたんだ。」


「…っ!?」


大ちゃんは驚いた顔をした。


そうだ、小雪ちゃんが倒れた事…大ちゃんに言ってなかった。


「…大丈夫なのか?」



「うん…今は寝てる。」


「そっか…後で病院行くから待っててくれ。」



「分かった。」



そう頷いた奏太くんは空き地を後にした。