「もっと…俺に分かるように話せよ!!」
怒鳴り続ける奏太くん。
それに対し、
「お前は…1人ででもここまでこれた。けど俺は…冬馬がいたから、ここまでこれた…。」
「…俺は奏太じゃない。1人で頑張れるほど強くない。」
「冬馬がいない今、俺には何も出来ない…。だから、ごめん…俺には無理なんだ。」
大ちゃんはそう言った。
大ちゃんにとって冬馬くんは心の支えになっていた。
怪我をした時でもどんな時でも、冬馬くんがいたからこそ大ちゃんは野球を続けてこれた。
大ちゃんの気持ちは分かる。
冬馬くんを失った大ちゃんの気持ちは分かるけど…
本当にそれでいいの?



