奏太くんは小雪ちゃんの付き添いで病院へと行った。 あたしは病院には行かなかった。 奏太くんに「大輔の所へ行ってあげて」って言われたから。 小雪ちゃんの無事を祈ってあたしは道を歩く。 静かな道を歩いているといろんな事を考えてしまう。 どの考えもまとまらなくて 頭の中がぐちゃぐちゃだ。 パァッ… あたしの横でいきなり車のクラクションが鳴った。 「送ってってやるよ。」 沢村さんだ。