キャッチ。



森から出た俺たちは別れを告げて、家に帰る事にした。





その夜




「大輔ー。」


母さんが下の階で俺を呼んでる。


「あ〜?」


「冬馬のお母さんから電話よー。」


冬美おばさん?なんだろ?


「今行く〜。」


俺は駆け足で階段を降りて受話器を取った。


「もしもし〜?」


「あ、大ちゃん!?」


声を聞くだけで分かるくらい、おばさんは慌ててる様子だった。


「…どうしたの?」


「冬馬がまだ帰って来ないんだけど…大ちゃん知らない?」



帰って来てない?


「…今日は会ってないけど。連絡ないの?」


「それが無いの…。どうしよう大ちゃん。あの子事件とかに巻き込まれたんじゃ…。」


そんなまさか。


「奏太の家にいるとか…。」


「さっき聞いたけど知らないって…。」






何やってんだあいつ…。