キャッチ。



10分ほど歩いただろうか。やっと空き地が見えてきた。


「…お、もうすぐだ。頑張れ遠藤。」


「やった〜…。」


遠藤はすっかりバテてる。


そんな遠藤を引っ張りながらやっと空き地に着いた。


「着いた〜。」


「わぁ…広い…。」


遠藤は空き地の広さに驚いてる。


「…まぁ野球出来るぐらいだからな〜。昔はもっと広く感じたんだけど。」


俺の話を聞いてないのか、返事をしないで辺りをキョロキョロ見渡す遠藤。


そして


「…あれ?ねぇ、大ちゃん。」


何かに気付いたみたいだ。


「なんか煙あがってるよ。」


遠藤が指差した方向を見ると確かに煙があがっている。


「なんだろうな…あれ。行ってみるか。」



俺たちは煙があがってる方向へと歩いていった。