とりあえず青年に近づいてみる事にした。 「あ〜…草が邪魔だ。」 草を掻き分ける為に足元を見ながら前に進む。 「よっと…。」 ボスッ… 「うぉっ…と…。」 俺はいつの間にか青年の目の前にまで来てたらしい。 けど、それに気付かずにそのまま青年にぶつかってしまった。 「あ…すいませ………っ!!」 「久しぶり。」 な…んで… 「そ……奏太…。」 あり得ねぇ…。