キャッチ。



「セーフ!!」


俺たちはなんとか授業前に教室に着いた。


「相変わらず来るのおせーな。」


そう話しかけてきたのは渉。俺と同じ野球部の奴だ。


「間に合ったんだからい〜じゃん。てか、お前何でここにいんの?」


俺と冬馬と遠藤は3組で、渉は1組だ。んで、渉は今3組にいる。


「用事あったんだよ。」


「誰に?」


「誰でもいーじゃん。てかさ、お前と美咲って付き合ってんの?」


「はぁ?」


いきなり何を聞いてくんだこいつは。


「お前ら最近妙に仲イイからさー、付き合ってんの?」


「付き合ってね〜よ。」


それに近い関係かもしんないけど。



「ふーん…まぁいいや。んじゃ、教室戻るわ。また暇な時でも遊ぼーぜ。」


「お〜。勉強頑張れよ。」


「やだよ。めんどくせー。じゃあな。」



こいつも相変わらずだな。