でも―――――――




いつものように、

達也が私の頭を
ポンポンって撫でて


「おはよ」


って笑うことはなかった。





横断歩道の真ん中で、


突然、突進してきた真っ白な車。






ほんとに一瞬の

できごとだった…………。