どれくらい経ったんだろう。 喉が熱い。 全身がダルくて力が入らない。 地面に頭をつけて、 突っ伏したまま 鼓動に合わせて規則的にガンガン痛む頭を 持ち上げる体力も気力も、なかった。 このまま、目をつぶっていたい… 「あの… あのぉー! 大丈夫、ですか…?」