「あははっ…車呼ぼうと思ったら運転手さん寝てるって。」 ヒョコッと顔を出して恥ずかしそうにいう要 「じゃ、あたしは見回りあるんで何かあったらナースコール鳴らしてください」 看護士さんはそう言うと部屋から出て行った。 「あ、あたしは…ソファーで寝るから」 いつの間にか俺の隣に立っていた要の腕を掴んだ。 「…ここ入ったら良いだろ」 そう言って布団をめくりポンポンと叩いた。 「い…いいの?」