バイクの鍵と携帯を持って家を飛び出た …要、無事でいてくれ…っ 心の中でそう思いながら、隆平の家までバイクを飛ばした いつもは15分掛かる距離が今日は5分でついた 玄関は、幸いにも鍵が開いていた 「要っ!!!!!!」 「…っ?! 卓都?」 思いきり隆平の部屋のドアを開けて要の名前を呼んだ …は? 「ど…どうして?ここにいるって…知ってるの」 "信じられない"といった顔で俺を見上げる要 え…? 何コレ…