「バカっバカっ」 「は?」 涙が出てきた 「お前なんでないてんの?」 「ふ…しんしゃ…かと」 「は?不審者?」 「こゎかったんだから」 「ぷっ」 「なんで笑うのよ」 「わりぃわりぃ…」 体が勝手に谷村の腕の中にすっぽりおさまった。 とても温かくてけして心地が悪いものではなかった