そのエルフの女生徒は、腕組みしたままきつい眼差しで私を見ます。
「私は天空宮学園高等部魔法科3-Dのミーシャ・ファレル。天空宮学園風紀委員会の委員長も務めています」
「ゲ」
ミーシャさんの言葉に、斑鳩君が声を上げました。
「そういえば…あいつが左腕につけてる、二匹の竜が絡み合ったマークの腕章は、風紀委員会のものだ」
白虎君も顔をしかめます。
…天空宮学園風紀委員会。
その名の通り、比較的自由な校風の天空宮学園にあって、生徒の校則違反を取り締まるべく監視の目を光らせている組織。
ミーシャさん以下、学園には数百人の風紀委員が存在するそうです。
彼らは戦闘系クラブの猛者達が束になっても敵わないほどの体術と魔法技術を身につけており、中でも風紀委員会のエリート『風紀委員鎮圧隊』は、学園でもトップクラスの戦闘能力を誇っているといいます。
「私は天空宮学園高等部魔法科3-Dのミーシャ・ファレル。天空宮学園風紀委員会の委員長も務めています」
「ゲ」
ミーシャさんの言葉に、斑鳩君が声を上げました。
「そういえば…あいつが左腕につけてる、二匹の竜が絡み合ったマークの腕章は、風紀委員会のものだ」
白虎君も顔をしかめます。
…天空宮学園風紀委員会。
その名の通り、比較的自由な校風の天空宮学園にあって、生徒の校則違反を取り締まるべく監視の目を光らせている組織。
ミーシャさん以下、学園には数百人の風紀委員が存在するそうです。
彼らは戦闘系クラブの猛者達が束になっても敵わないほどの体術と魔法技術を身につけており、中でも風紀委員会のエリート『風紀委員鎮圧隊』は、学園でもトップクラスの戦闘能力を誇っているといいます。


