ともあれ、学園生活二日目が始まりました。
朝のホームルームで担任の先生が申し送り事項を伝達され、すぐに授業が始まります。
今日も興味深いお話ばかり。
相変わらずクラスメイトの皆は退屈そうに授業を受けていましたが。
…熱心に先生のお話に耳を傾けていると。
「リリム、リリム」
隣の席の斑鳩君が、私の肩を指先でトントンと叩きます。
「?」
何でしょう、授業中にお喋りは厳禁なのですが…。
「これ、読んで」
斑鳩君は小さく折り畳まれたメモ用紙を私に差し出しました。
伝言でしょうか?
こっそり開いてみると。
『本日放課後、学園都市内のカラオケボックスで、一日遅れのりりむん歓迎会開催!りりむん強制参加(笑)』
そんな文章が、メモ用紙で踊っていました。
ハッとして顔を上げると、私の方を見ていた数人のクラスメイト達が、小さく手を振ったりウインクしたり。
どうやら首謀者は彼らのようでした。
朝のホームルームで担任の先生が申し送り事項を伝達され、すぐに授業が始まります。
今日も興味深いお話ばかり。
相変わらずクラスメイトの皆は退屈そうに授業を受けていましたが。
…熱心に先生のお話に耳を傾けていると。
「リリム、リリム」
隣の席の斑鳩君が、私の肩を指先でトントンと叩きます。
「?」
何でしょう、授業中にお喋りは厳禁なのですが…。
「これ、読んで」
斑鳩君は小さく折り畳まれたメモ用紙を私に差し出しました。
伝言でしょうか?
こっそり開いてみると。
『本日放課後、学園都市内のカラオケボックスで、一日遅れのりりむん歓迎会開催!りりむん強制参加(笑)』
そんな文章が、メモ用紙で踊っていました。
ハッとして顔を上げると、私の方を見ていた数人のクラスメイト達が、小さく手を振ったりウインクしたり。
どうやら首謀者は彼らのようでした。


