つい横顔に見とれてしまいますの

下を向いたときに前髪が動いて
感にドキドキして…

「…璃子?聞いてますか、瑠璃子?」

「えっ…はっごめんなさい」

少し呆れる清都

「どうかしたんですか?」

「私最近勉強に集中できませんの…だって…」

「だって…なんですか?」

私のほうを見つめる清都

思わず顔をそらしてしまう

「なっなんでもありません」

言えるわけ…ないですわ

…好きなんて