角島さん…意味わかんねぇよ。 けど…胸がドキドキするのはなんでだ? 「まぁ、いいわ。帰りましょう」 ヒースはヘルメットをかぶった。 そうして俺は赤面しながらエンジンをかけて、倉庫を後にした。 --こうして護衛の仕事が終了した。 後日、冷さんには詰めが甘いと怒られたが結局、無事にすんだことに喜んでいた。 だけど人生いいことばかりじゃない。 裏では…ゆっくりと着実に黒い陰が動き出していた。