さっき冷さんの言葉に答えられなかったのは…

私の中でいろんな気持ちが入り混じっていたから。





ちゃんと話しあわなければいけないと思う気持ち。


もう関わりたくないという気持ち。



それは……



正反対の気持ち。



私の未来の一寸先は闇。


そう。この道のように。



私は"必ず"やることしか言わない。



それを冷さんに言えなかったということは

私は私自身のことさえもわからないということ。





私は立ち止って空を見上げた。
















私の心は…何を望んでいるの…?

















黙々と考えながら進んでいると指定された場所についた。



私はゆっくり目を閉じた。