…………………………。



なんか気まずい…ι



「…なんか邪魔しちゃったね」


ライは頭をかいた。



えっ…


「邪魔って…?」



「俺が入る前、揉めてたでしょ?」



あっ…そうだった。



俺は机に置いていた封筒を手にとった。



ライのことで、うやむやになっちまったな。



ライはそんな俺を見ていたと思ったら教室から出て行った。













これが俺とライとの出会いだった。





   “光”と“闇”



   “嘘”と“真”





世界に広がる正反対の言葉。



どちらがいつも正しいとは限らない。








俺は……これから人生最大の壁にぶち当たる。