「知らないとは答えたが彼女の目はやばかった。たぶん今頃、違う殺し屋見つけてるんじゃないか」
それって俺の命危ないじゃん…ι
「そんなわけで、お前らを呼んだんだ。
襲われたときにラックが返りうちにしてもいいと思うがそれだったらラックにも危険がある。
そこで…ヒースだ」
冷さんはヒースを見た。
「ラックがヒースを雇った形にすればお互い大丈夫と思うが…どうだ?」
確かに、冷さんの言った案だったら危険は最小限。
それに俺は私利私欲のためにこの“力”を使うつもりはない。
後は…ヒースがどう言うか…
さっきまで静かに聞いていたヒースの口が開いた。
「…それって私がずっと山岸を見張るということですか?」