その言葉に体が反応する。


前もあったが、まだ高校生のくせに殺し屋雇うとか怖えー…





「何故、それを私達に?」



そうだ。

通常、俺達に依頼人の情報は知らされない。


どんな奴が依頼しようが関係ないしな。




「いや…。実は今回は依頼人もだがターゲットのほうが問題なんだ」


冷さんが少し気まずそうな顔をした。



ターゲット?




「そのターゲットの写真がこれだ」


そう言って冷さんは2枚の写真を俺達に差し出した。





「はぁ!?」


「何これ…?」


写真を見た瞬間、お互い声が出た。




だってさ…そこに写っていたのは・・・