ラックは苦笑いした。



「でも、まぁ持っておけよ」



ラックは拳銃を差し出した。



確かに今のワイヤーにも限界がある。



「…借りとく」



私は拳銃を手にとって、しまった。



「じゃあ行くか」



「えぇ」




私達はその部屋を出た。