そして寂しそうに笑って「やっぱりか…」と呟いた。



その言葉に俺は一瞬、寒気がした。



「『やっぱりか』って…どういう意味だよ?」



「…ここ3日、月乃から連絡がなかった。伝言通りになっちまったってことだよ、聖」



もしかして…!



「その伝言って…」



俺の予想が当たっていないように思いながら俺は聞いてみた。



「・・・月乃だよ」



冷さんは目を閉じて言った。



!!



俺の予想が当たってしまった。



「冷さんは知っていたのか…?月乃がいなくなることを」



「もしかしたらそうなるかもしれないと言っていた」



俺は冷さんに迫った。



「どうして!…どうして助けなかったんだよっ!」