月乃は俺の傍にきた。


俺は月乃の言うとおりにまた布団の上に寝転んだ。






「なぁ、月乃。ここはどこなんだ?」



周りを見渡したが、やはり知らない部屋だ。






「ここは私の部屋よ」



「へぇ~・・・えっ?!」



月乃は平然と答えたが俺はびっくりした。



ま、まさか月乃の部屋に?!






「ここが月乃の…?」



部屋は綺麗にしてあるというよりも家具があんまりなくて殺風景だった。





「えぇ。…何か作ってくるね」


そう言って月乃はキッチンに入った。




なんか月乃がキッチンに立つと変な感じがするな。



俺は少し笑えた。






「あ。…なぁ、あのとき何があったんだ?」