【羽亜サイド】
あと少ししたらダンスパーティーが始まる。

なに踊ろうかな?

タンゴ?ワルツ?バレエ?

ワルツでもやりたいな!

こんなことを考えながら、紅茶をのむ。

あー美味しい。

癒される〜

水葉は、ボーッとしてるしな〜

『只今からダンスパーティーを開催致します。本日は王と姫がいらっしゃります。悪影響な行動は慎むように!』

「司会者、気合い入ってるな〜」

水葉が聞いてきた。

「た、確かに!」

『では、最初と言うことで王と姫のダンスを見せてもらいましょう!』

「「はい?」」

水葉と声がハモった。

『皆さんのお手本です。どうか…』
「やるしかないか?」
「だよね〜」
いきなりだったけど、お手本と言われるとやるしかないか〜
「お手をどうぞ…」

お手って…もう踊るの?
水葉はヤル気満々だしなぁ…
「はい。」
「行きましょ…」
私たちはホールの中心に立った。
…〜♪
音楽が始まった。
〜♪〜♪
「ワルツ好き?」
踊っている途中で話しかけてきた。
「好きだよ。」
「やっぱり!うまいね」
「水葉のリードがあるからね」
「ふふん♪」
クルクルまわされ終了。