「あ゛ーっ!」 雄叫びをあげながら、 階段をかけ上り、 自分の部屋に入った。 「はぁ…あった…」 案の定、 机の上にあった携帯を取る。 さっき、8時3分だった時計は、8時16分。 再び終わったな、 と、本気で思った。