「愛姫? 何突っ立ってんの? 早く本しまえ」 キー! 年下のくせに、こんな偉そうに言わなくてもいいじゃない! やっぱり、触れて欲しいなんて、ぜーったいないんだからっ! 碧君の背中に向かってイーッとすると、言われた通りに本を片付け始めた。