「もしもし。里依ちゃん??」
「はい、そうだけど。
誰ですか??」
「俺は木村蒼空だけど分かる??」
「分かる分かる。
あたしに電話してきたって事は由季の事でしょ??」
「そう。
なんで由季は姿を消したんだ??
里依ちゃんなら知ってんだろ??」
「はぁ、今から時間ある??」
「大丈夫。」
「じゃあさ今から駅前の『smile』って喫茶店に来てくれる??」
「わかった。けど輝流もいるけど大丈夫??」
「大丈夫よ。」
「じゃ今から向かうわ。」
そう言って電話を切った。
「今から駅前の『smile』に来てだってさ。」
「じゃ行こっか。」
そして車で駅前まで向かった。

