【短】好きなのに…






陸久と服を見たりしてお昼になったのでご飯を食べる事にした。




…すると……



『蒼斗[アオト]走っちゃダメ』


『だってぼくおなかちゅいたもん』



と言う声が聞こえてきたその蒼斗と呼ばれた子どもは2歳くらいの男の子だった。

お母さんらしき人を見てみると………





「…………う…っそ……



……由季。」



その女の人は見間違える筈がない…由季だった。




そして男の子は俺が恐れていた事を口にした。


『ねぇ、ママ。はやく』


俺は目の前が真っ白になった。
やっぱり由季の子なのか??


俺は陸久に理由を言って、由季の所まで行った。