無口なDarling


結局猛に反抗するなんて出来なくて、やってきたのは学校近くの公園。


「なんでそんな怒ってんだよ?ちゃんと言えよ」


イライラ口調でそう言われると素直じゃなくなる。


・・・猛には言われなくないよそんな事。 猛が・・不安にさせてるんだから。


「あの女の事なんか気にすんなよ」


気にするに決まってる。 猛は自分がカッコイイから不安になんてなんないし、 私の前の彼氏なんかよりずっとカッコイイんだから。


「でもエッチしたんでしょ」


「・・・別にお前とだってしてんじゃん」


そうゆう問題じゃないもん!



「あの子だけじゃないんでしょ」


ふいっと後ろを向く。


怒ってる振りして後ろ向いたけど、本当は涙が垂れそうだったから・・・


「お前だって前の男とヤっただろ・・・」


な!?


「私はちゃんと付き合ってたもん!!」


猛の言葉にプチンと来て、言い返すつもりで大きな声で言いながら振り向いた。






え・・・??