無口なDarling



「猛・・・ご飯・・」


猛の手が浴衣に伸びて温泉で熱った体を余計に熱くする。


「・・・食わせて。」


猛は体を起こして、元の座布団の上にあぐらをかいた。


私をその上に置いて、ハシを持たせた。


「天ぷら取って」


そう言われて取って、猛の口に運ぶ。



「ひゃっ!」


急に太ももを触られる。


「お礼」と言いニヤッと笑う。


何かを取ってあげる度に、私の体を触る。


食べ終わる頃には、浴衣が役目を果たしては無く、お尻ら辺に違和感を感じて。


「猛・・・」


「したい」


・・・もう私の顔は真っ赤で。


「・・・お風呂・・入る」


全部、猛に見せたい。


受けいれて欲しい。


真ん丸な幼い目も、低い鼻も。


猛なら可愛いって思ってくれる気がしたの。