無口なDarling



「・・・んっ・・・ふぁ」


口の中のアイスを味わうように、舌や歯茎を丹念に舐めるとる。


少し口が離れると「甘ぇよ」と言ってまた重なる。


いきなりの甘いキスに酔いしれてある事に気が付かなかった。


ベチャ!!


「・・・あっアイス!!」


猛のキスにクラクラで、手に持ったアイスの存在をすっかり忘れていた。


「手、ベドベト・・・」


そう言うと、唇の近くにあった猛の口は私の指をしゃぶった。


「やっ・・・」


チロチロと指先を舐められて、変な気分になる。


だんだんと私の指は猛の口の中に進んで、指全体を舐められる。


まるで、愛撫でも受けてるかのようにドキドキする・・・


「たけるっ恥ずかしいよ・・・」


「部屋戻るぞ・・・」



手を引っ張られて、元来た道を戻る。


「猛!?まだ来たばっか・・・」


グイグイ引っ張られたと思ったら急に止まられて、猛に突っ込んだ。


「ぶっ!!・・・なんで急に止まるかな・・・」


すると、また耳元で



「したくなったから戻るぞ。」



と言われて、また引っ張られた。



え~!?


まだ来たばっかだよ!?


しかもまだお昼だし、お布団だって出てないし!!


静止の声も届かず、もう旅館の前についてしまった。


そんなぁ~!!