無口なDarling


先に部屋に入った猛はバサバサと机の上の何かを引き出しにしまった。


「?」


そのしまった物が一瞬見えた時になにか違和感を感じた。


「今、何を片付けたの?」


「んー。別になんでも無い。ほら、抱いてやるから来いよ」


ボフっとベッドに沈んだ猛が両手を広げている。



「・・・うん!」


妙な違和感も忘れて、私は大好きな猛の胸へと飛び込んだ。



スリスリっと胸に顔を寄せる。



「お前、可愛いな」


そう呟きながら、私の耳や頬、首筋にキスを落として来る。



猛の大きな手のひら



熱い唇



熱い吐息



好き過ぎて、言葉じゃ伝えられない。



こんなに近くにいても足りない。




「猛っ・・・」



肌蹴させた私の胸元にキスを落としながら、ゆっくりと太ももに触れる。



猛の頭をギュッと抱きしめて、猛の髪に頭を埋める。



いつも使ってるワックスとシャンプー、そして煙草の香り。



髪の先まで好き。


猛に溺れて、私はどうにかなっちゃう気がするの。