「お前こんな時間まで何やってたんだ?」
え!?
「だっだから・・・習い事だってば」
しどろもどろ言葉を繋げて行く私。
「なんのだよ」
じっと私の顔を見る。
わーん。そんな見つめないでよぉ。
「それはその・・・。ほら。あれ。あれだよ」
「なんだよ。はっきり言えよ。」
さっきよりも強い瞳で私を見つめる。
どうしよう!!バイトとは口が裂けてもいえないし・・・
「澄子?」
「社交ダンス!」
「・・・・は?」
わ~~!!
ばかばかばかばか!!もっとなんかあったでしょ!?
英会話とか!ピアノとか!書道とか!
社交ダンスって!!
猛も眉間にしわ寄せてる~!!
「そ」
・・・へ?

