無口なDarling

「じゃっじゃあ頂きます・・・」



いただきますってなんだよ。



ちゅっと音を立てて俺の鎖骨らへんに唇を当てる。


ビクッ


不覚にも少し身体が反応する。


「・・・付かない・・・」


少し目を潤ませながら、同じ場所をもう一度吸う。


「澄子、もっと首らへんにしろって。そんなとこ付けにくいから」


俺がそういうと、「慣れてる!」っと頬を膨らました。



慣れてる?


・・・言っとくけどキスマークなんか付けんのお前が初めてだからな?



ぜってー口にはしねーけど。



「あ」


澄子の顔を見てすぐ分かる。



俺の首筋には“澄子のモン”って印が付いた。


「なんか・・・嬉しい」



「ん」


今にも溶けそうなくらいに緩んだ嬉しそうな顔。


そんな澄子がどうしても愛しくて、愛しくて。


深い、深いキスをする。



酒のせいか、澄子の感度が良くて俺まで興奮する。


ダメだ。


これ以上俺を・・・



そのまま一気に澄子の身体を突き上げて、ただひたすらにキスをした。