無口なDarling


「猛ー」



さすがに下着を盗るのは恥ずかしいのか、俺から脱がされるのを待っている。


はっきり言って、こんな展開は俺の意地悪心をくすぐる。




「・・・何?」


澄子がして欲しい事はわかってるが、あえて聞いてみる。



「む~・・・」


真っ赤な顔をして、頬を膨らます。


「ん?何?」


キスが出来るくらいに近づくと、俺の耳元で俺の期待する言葉を言った。



「・・・っ」



やば・・・。



俺以外の前では飲ませないようにしないと、こいつマジ危険かも。



「ふっ・・・」


「澄子?」


いきなりポロポロと泣き出す。



・・・は?


「猛ー好きー?」


「・・・」


「私の事、好き?愛してる?」



目をトロンとさせて、そう俺に問いかける。