無口なDarling



・・・は?ちょっと待て、今のは反則だろ・・・



可愛いすぎなんだけど。



枕にうーっ!とか言いながら顔を埋めている澄子を、なんの躊躇もなく後ろから抱きしめた。



「プハッ!猛??」


枕から顔を出して、振り返る。



そのまま唇を押し付けて、澄子の呼吸ごと奪う。



「あ」


俺はあることを思い出し、唇を離した。



中途半端にキスを辞めると、澄子は物足りなさそうな顔をしている。



「本当は夜にしよーと思ったけど腹減ったしいっか」



あることを思い出した俺は、澄子を残しキッチンへと向かった。




とっておきな理想デート。締めくくりはいつもと同じだけど・・・最後くらいは感動させてやろうじゃん??