無口なDarling



映画中、正直内容に興味が無い俺は隣にいる澄子を見ていた。



カップルシートだから境目がない為、澄子は甘えるように俺の肩(腕)に頭を乗せている。



暗闇でも分かるスカートから出てる白い足。



・・・勘弁して欲しい。



「猛~」



小さい声で俺の耳元で何かを言った。



「あ?」



「だからね・・・今の男の人さぁ」



なんでも今出てきた俳優が前見た映画に出てきたとかなんとか。




・・・そんな事はどうでもいい。



耳元で小声で話されて?


体は密着してて?


目の前には、さぁ触ってくださいって感じの足?



・・・



これは・・・誘ってると解釈していいよな?



「・・・!ばっばか!」


澄子の腰に手を回したまでは良かった。澄子もエヘヘと言いながら密着するのを喜んでいた。



しかし、反対の手で太ももを擦るとパシ!!とはじかれてしまった。



・・・チッ


チュっと横顔にキスをすると、また真っ赤な顔をして怒る。



・・・意外と嬉しそうじゃねーかよ。・・・なんだかんだでこーゆーのも理想だったんじゃねーの?



そうと分かれば・・・止まらねーよ??