俺はその場を去ろうとした。 一歩だけ右足を引いた、 「・・ねぇ、目つむって。」 アカリは鼻をすすりながら言った。 ・・その一言を聞いて俺はそれ以上動けなくなってしまった。 身体が意思を拒んでいるようだった。 「手ェ・・出してよォ・・。」 とうとうアカリはその場にしゃがみ込んで泣き出してしまった。