涙が愛しさに変わるまで



少しして焼き鳥がやってきた。



あの男の子のオススメだけあって凄い美味しかった。


焼き鳥の盛り合わせは結構な量があって、それだけでお腹いっぱいになった。


よし、お腹もいっぱいだし帰ろうかな。



あたしは伝票を持ち、レジへ。



そうしたらレジにはさっきの男の子がいた。



「焼き鳥満足してくれましたか?」



「え?あ、はい」



「よかった」



男の子はあたしにおつりを渡し、そう言った。



「ありがとうございました。またぜひおこしください。」



うーん……なんか言い争いするような子にみえないな。



きっと……あの女の子だからなんだろうな。