*桃花side*


放課後になった。

「真矢那ちゃん。屋上行く前にぃ…」

「トイレでぇ…」

「「身嗜みチェ~ック!!」」

「えぇぇぇえぇぇぇ!!」

あたしと蜜乃で、真矢那ちゃんを無理やりトイレに連れて行った。


≪トイレ(鏡前)≫

「あんたら、何しとんねんっ!へ、変なことすなボケ!」

「いいの。蒼慈君に告白されるときは、可愛いかっこうで」

「こっ、告白って…///それに、告白って決まった訳やないし…」

告白って、決まってるのに。

だって、蒼慈君、帰るとき顔赤かったもん。

「真矢那ちゃん。桃花は、あなたの恋を必死に応援してるのよ。もちろん私も」

「…うん」

「それに、あなた可愛いんだし。自信をもってっっ!!」