メールだ。

新着、新着、新着……一通、また一通と情報が送り込まれて来る。

指先の応対では間に合わないほど目まぐるしく。

宛名は?誰からだ?

あまりの事態に頭が回らない。
こんな不気味な様子じゃとても開く気になんかなれなかった。


予定されていた作業かのように、カウントは刻まれて行く。

異常な光景を、もはや眺めるしかない。


一つ一つに悪意の言葉が乗せられている想像をして、
僕は胸が悪くなった。

らちがあかない。