―ガチャッ 『どうしたの直くん?今日早いね』 「うん…。ちょっと凜に話があってさ…」 『話し?』 「そう……」 そう言った後、何故か話さない直くん。 何か様子がおかしい…。 『直くん…?』 そう呼びかけると意を決したように私の目を見つめてきた。 ―ドキンッ 「俺…」 ―カチッ 『え…何!?』 直くんが何か言おうとした瞬間、何故か部屋が真っ暗になった。