「おはよーございまーす。」

今日もまたあのレストラン・・・

高級レストランのバイトが始まる。

「えー今日は・・・・」

今日の担当・・・あれ?私が呼ばれてない・・・。

「じゃ、今日もよろしく。」

「はい!」

「ちょちょっと、怜!私・・・。」

「ん?美羽は・・・」

「おい。お前らなんで呼び捨て?・・・もしかして付き合ってんの?」

と先輩の永瀬が言う。

「ちげーよ!ただの同級生。」

「ふ~ん。」

「そうだよ。同級生だよ?」

「あ、そ。」

はー、びびった。

「で、今日の担当片付け。」

「え?片付け!?」

「うん。閉店後の整理整とん。」

「は・・・はい。」

「なんだ?やる気ないのか?」

「あ、いえ。分かりました。」

「よし。じゃ、よろしくな。」

「あ、ちょっと。」

「なんだ。まだあるのか?」

「あーんっと、私はそれまで・・・?」

「それは、自分で考えてやれ。」

「え?」

「じゃ。がんばれ。」

「え!?ちょ、ちょ・・・。」