先方から違反金を頂戴することなく、今後同様なことがないよう念を押し、この件については終了となった。




その日、堅は出向していた社員の退職手続きやらを含め、いつもと変わらない慌ただしい一日を過ごした。




頭から翔のことは離れていた。