「どうも。東京からきたたけるって言います」 観光できたたけるはいかにもモテそうないでたちだった。 厚い胸板、見るからに筋肉質な腕には似合わないさわやかな顔。 堅と裕哉は心の中で、もちろん高得点をつけていた。