「俺は、あまりかな…」 翔は早くも出会いを諦めモード。 「な〜に言ってんのよ!ほら、行くわよ!」 裕哉が席をたとうとする。 裕哉、お得意のあえてのブラブラってやつだ。特に用はないが、クラブ内を一周して獲物を見付けるのだ。