中に入ると目の前には1から100まで番号の書かれた大きな板と、タオルを巻いた鍵付きの腕輪が置いてある。


堅は77番の腕輪を取り、77番と書かれた板の穴に1500円を流し込んだ。

「ラッキーセブンだな」
堅は古い数字の暗示にほくそ笑みながら、左手奥のロッカールームで77番を見付けると全裸になり、タオルと腕輪を片手にシャワー室へ向かった。