私がベットの布団に顔を押し付けて泣いていたら
先生は近くの椅子に静かに座り
「…いきなり、手術って言われても、嫌だよね…普通、
もう泣かないで、
怖がらせちゃってごめんよ」
そう優しく言って頭を
撫でてくれた、
「今日はもう寝よう、また
明日来るから、そのときお話しようね、」
「グス…うっ…うぅん(泣)」
「よしよし、もう泣かない、寝るまでいてあげるから〜、な?」
「うっ…うぅ…グス、
ね…っれな…いぃ〜…(涙)」
「ほら、目つぶって、深呼吸して…?」
こんどは背中を
とんとんってリズムよく刻み
私はやっと眠れた

